現代大学生奮闘記〜21歳の思うこと〜

長崎という地方大学生の奮闘記。大学生だからこそかけることを書きます

心は風情にゆらぐ

風が植物にもたらすゆらぎと、情が人間の心にもたらすゆらぎが似ている。むしろ、風に理性というものをつけたものが情ではないのか。つまり、「心に吹く風」これが情だ。
風は万物にゆらぎをあたえる。そのゆらぎに耐えようと植物たちは幹を太くし、根を生やしてきた。そうして、で強いゆらぎがきたとしてもそれに耐えうることができるようになる。私たちにおいても同じことがいえると思う。たくさんの情に触れ、心が揺らぐことで、自分の思考という、幹ができてき、信仰の根を生やす。その心の気の目指す場所こそが目標なのではないか。その風は、強すぎるとせっかくついた火を消してしまうし、また適切であればその火をより強くする。この適切具合が難しいんだが、難しいが故に個々でその具合が異なるのだろう。人間はそうそうな風ではびくともしない。それで揺らぐのは小さな植物だけだ。
だからこそ、強い情には激しく揺らぐ。これこそが、サンボマスターのライブや松岡修造さんのよくわからないけど応援したくなる。なんか、好きの。理由なのであろう。
風は科学的には、高気圧、低気圧の差によってできるものである。その高低差があるからこそ、風は発生する。人間界においては、それらはあらゆることに置き換えられる。それは道徳的と非道徳的だったりそんなことを体験したときになんらかの風が起きるのではないか。決してこれらだけで情の構造を理解したとはさらさら言えないが、一つの側面は見えたような気がする。